こんにちは。いちかわともや(@tomochan8282)です。
トゥシューズペイントというアートジャンルを、世界で初めて確立したReeさんにインタビューを行いました。
心に湧いてきたアイデアを形にし、世界にまで繋げていった、圧倒的な行動力。そして、試行錯誤の歴史。たっぷりと語っていただきました。
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もくじ
#3トゥシューズペインターReeさん【インタビュー】
#3トゥシューズペインターReeさん【インタビュー】
ビジネスのことも
Reeさん、ザッツ・アーティストって感じだからさ。ビジネス的な部分っていうのは、どういうふうに考えてるのか。
アーティストとして、どうやっていくかなんてわかんないし。情熱だけで、どうにかしてお金を作って。 自分が働いて貯めるっていう方法もあるんだけど、それは待ってられない。もし自分が20代前半とかなら、そうやっていくんだけど、もう25過ぎてたから。 自分を魅せる仕事してる人ってさ、歳とってきたら結構致命的なのよ。おばちゃんになったらね、誰も見向きもしてくれないだろうからさ。 急がないと、急いでなんとかしないとって。
それでビジネスのことを考え出したのが、2年前ぐらい。
本当に情熱と感情だけでやっていたからさ。しっかりビジネスのことも考えなきゃなって。
去年は結構ビジネスセミナーに通った。
勉強になったと言えばなったんだけど、難しいね。 それをやりすぎて実は今、私にしてはちょっと情熱の炎が弱くなっている。去年はロウソクくらいになっちゃって。
収支を合わせるっていうのは大変なのよ。アーティストはね、考えちゃいけないなって思った。できる人もいる。器用に。 そういう人がやっぱり売れていくアーティスト。もしくは、いいマネージャーがいる。 私みたいな感情だけで突っ走ってるタイプは、自分で収支合わせるっていうのは厳しい。
心からの作品づくりをしたい
あと何かね、社会貢献したくなってるのね。ずっとやりたい放題やってきたから。人の役に立つことがしたい。 ビジネスセミナーの洗脳かもしれないんだけど、人が助けてほしいことをやるっていう。仕事ってそうだよね。
今日のワークショップでは助けてもらいましたよ。参加者の皆さんの心と身体をほぐしてくれたじゃない。子供時代に戻る価値を提供してくれた。 紛れもなく人に対する貢献だよ。
ガラスの一輪挿しじゃなくて、紙コップのような入れ物でもいいって言われたんだけど、もっといい別のものを探してる。 あ、こういうのでもいいよね。(テーブルの上を指さす)
色ついたら綺麗そう。
そう。社会貢献型だと、アーティストっていう立ち位置はちょっと稼ぎづらい。そういうのがあって、またBunkamuraで働こうって思ったのね。
今年は自分のアート活動で、収支を考えながらも、心からの作品づくりをしたい。
そこができればね。私はビジネスマンになれるんだけどね。なんか難しいよね。
でも今日は楽しかった。本当に面白い人が来てくれて、感受性がすごく豊かで集中力高かった。
どこまで見守れば大丈夫なのか、終わりが分からなくて。本当に心から没頭してる感じだった。
今はビジネスの課題。これに向き合ってきたことによって、めちゃくちゃレベル上がっちゃってるしね。
ホントにすごい行動してるんだよ。でもなかなか状況が変わっていかないのね。 今までは、一人でやっていたから、自分の内面を変えれば、外もぱっと変わっていった。ところが今回は、人と人とが大きく関わってやってくところに来ている。そりゃなかなか結果が出ないはずだ。当然なんだね。
一番スニーカーに合うのはヒップホップなのね。地面を足の裏でバンバン踏むようなのが多いから。 イベントまで1ヶ月くらいの期間があったかな。もう自分流のダンスで、ドヤ顔でやるしかない。 むっちゃ絵の具使ったね。材料費かけすぎてマネージャーびっくりしてた。笑